WW2 米軍 Kレーション木製クレートの再現

第二次世界大戦時の米軍の戦闘糧食「Ration Type K(Kレーション)」の梱包材を再現しました。

 Kレーションは、ファイバーボードもしくは段ボール製のインナーボックスに、朝・昼・夜の3食分を12セット、計36個を詰めて、木製クレートに梱包した形で工場から出荷され、前線に送られました。

 木製クレートは、当時と同じ無垢材を使用し、サイズは実物と同寸の560mm×320mm×220mmで作成しています。段ボール製のインナーボックスを入れた状態です(本来は防湿シートにくるまれています)。

 インナーボックスは、「KS」タイプのものが防湿のファイバーボード製で、「K」タイプのものは段ボール製です。「K」タイプの段ボール製は、ラミネート加工された防湿シートで密閉された後に木製クレートに納められました。今回は段ボール製の「K」タイプを再現しました。

 木製クレートの前後には、戦闘糧食を示す独特の半月状のマークとともに、大戦初期~1944年後半までは「KS」、1944年後半~1945年は「K」のマーキングが大きく目立つようにスタンプされました。QMから始まる番号は、納入業者番号です。「KS」タイプは側面に、「K」タイプは前後にスタンプされました。

 側面には、片側だけ1箇所に、出荷業者名と出荷年月がスタンプされました。こちらは「K」タイプで、1945年2月にケロッグ社から出荷されたものを再現しています。

 「KS」タイプと「K」タイプの移行時期は、はっきりしません。1944年後半には、「KS」と「K」の両方が混在したようです。インターネットで検索した限りでは、ケロッグ社が出荷した木箱で現存するもので、1944年10月の「KS」、1945年2月の「K」のスタンプのものが確認できます。リエナクトでは、1944年までは「KS」のスタンプのクレートを使うのが時代考証的には間違いないようです。

Kレーションのレプリカボックスをヤフオクに出品中です。戦争後期の彩色が施された朝・昼・夜のボックスがセットになったものです。このように市販のクラッカーや缶詰、ガムやチョコを組み合わせることで、当時の雰囲気を再現できます。

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